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【マラソン】サブ4.5達成へ!週3回の低酸素トレーニングでマラソン自己ベスト更新!

サブ4.5達成へ!週3回の低酸素トレーニングでマラソン自己ベスト更新!

「いつかはサブ4.5を達成したい!」そう願うランナーの皆さん、こんにちは。マラソンは、日々の努力が結果に繋がるスポーツですが、なかなかタイムが伸び悩んでいる方もいるかもしれません。そこで今回は、マラソン記録を飛躍的に向上させる可能性を秘めた「低酸素トレーニング」に焦点を当て、その効果と具体的なトレーニングメニューをご紹介します。

低酸素トレーニングとは?

低酸素トレーニングとは、通常よりも酸素濃度の低い環境で運動を行うトレーニング法です。高地トレーニングがその代表例ですが、AltitudeBoosterを使用すれば簡単に自宅で低酸素トレーニングができます。低酸素環境は、私たちの体に以下のような変化をもたらし、マラソンパフォーマンスの向上に繋がると考えられています。

  • 酸素利用効率の向上: 低酸素環境下でのトレーニングは、酸素を利用する能力を高め、エネルギー効率の向上が期待できます。
  • エネルギー生成能力の向上: エネルギーを生成する細胞器官であるミトコンドリアの機能が向上し、効率的なエネルギー生成が期待できます。
  • 身体への適応力向上: 低酸素環境下での運動により、身体が環境に適応する能力が高まります。

サブ4.5達成に必要な要素

サブ4.5達成には、以下の要素が重要です。

  • 目標ペースでの走り込み: 1kmあたり6分24秒のペースで走り続ける練習。
  • 持久力強化: 長時間、ゆっくりと走るLSD(Long Slow Distance)やロングジョグ。
  • スピード持久力強化: インターバルトレーニングやペース走。
  • 筋力トレーニング: 体幹や下半身の筋肉強化。
  • 休養: 疲労回復のための適切な休息。

これらの要素を、低酸素トレーニングと組み合わせることで、より効率的にサブ4.5を達成することができます。

1ヶ月間の低酸素トレーニングメニュー

ここでは、上記の要素を踏まえ、1ヶ月間の低酸素トレーニングメニューをご紹介します。このメニューは、目標ペース(6分24秒/km)を意識したトレーニング内容となっています。
このトレーニングを行うにはトレッドミルなどが必要になります。
そうしたトレーニング機器が無い場合は、バービージャンプであったり、その場で可能な運動を心拍を見ながら行えば代用は可能です。

※トレーニング強度について

  • 低強度:最大心拍数の60~70%
  • 中強度:最大心拍数の70~80%
  • 高強度:最大心拍数の80%以上

目標 Spo2 血中酸素飽和濃度
※必ずパルスオキシメーターを使用して計測してください。

  85~90%を目処調整
  90%以下が効果的であると思われます。
  80%以下には絶対に下がらないようしてください。危険です。

曜日 トレーニング内容 備考
月曜日 休養
火曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン30分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
水曜日 通常練習:ジョグ+筋力トレーニング 自重中心、30~45分
木曜日 IHT:インターバルトレーニング 400m×5~8本、つなぎ200mジョグ、目標ペース(キロ6分24秒)より少し速いペース
金曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン30分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
土曜日 通常練習:LSD 90~120分、中強度:HRmaxの70~80%
日曜日 通常練習:ペース走 30~45分、目標ペース(キロ6分24秒)
曜日 トレーニング内容 備考
月曜日 休養
火曜日 IHT:中強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン40分、クールダウン10分、HRmaxの70~80%
水曜日 通常練習:ジョグ+筋力トレーニング 自重+α、30~45分
木曜日 IHT:インターバルトレーニング 400m×6~10本、つなぎ200mジョグ、目標ペース(キロ6分24秒)より少し速いペース
金曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン45分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
土曜日 通常練習:LSD 120~150分、中強度:HRmaxの70~80%
日曜日 通常練習:ペース走 45~60分、目標ペース(キロ6分24秒)
曜日 トレーニング内容 備考
月曜日 休養
火曜日 IHT:中強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン45分、クールダウン10分、HRmaxの70~80%
水曜日 通常練習:ジョグ+筋力トレーニング 自重+ダンベルなど、30~45分
木曜日 IHT:インターバルトレーニング 400m×8~12本、つなぎ200mジョグ、目標ペース(キロ6分24秒)より少し速いペース
金曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン50分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
土曜日 通常練習:LSD 120~150分、中強度:HRmaxの70~80%
日曜日 通常練習:変化走 60~90分、目標ペース(キロ6分24秒)と少し速いペースを交互に走る
曜日 トレーニング内容 備考
月曜日 休養
火曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン45分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
水曜日 通常練習:ジョグ+筋力トレーニング 自重中心、30~45分
木曜日 IHT:インターバルトレーニング 400m×4~6本、つなぎ200mジョグ、目標ペース(キロ6分24秒)より少し速いペース
金曜日 IHT:低強度ジョギング ウォーミングアップ10分、メイン60分、クールダウン10分、HRmaxの60~70%
土曜日 通常練習:LSD 90~120分、中強度:HRmaxの70~80%
日曜日 通常練習:ペース走 30~45分、目標ペース(キロ6分24秒)

※IHT:Intermittent Hypoxic Training(間欠的低酸素トレーニング)
※筋力トレーニングは、スクワット、ランジ、カーフレイズ、プランク、クランチ、バックエクステンションなどを参考に、ご自身のレベルに合わせて実施してください。

低酸素トレーニングの効果と注意点

低酸素トレーニングは、サブ4.5達成のための強力な武器となりえますが、効果を最大限に引き出すためには、以下の点に注意が必要です。

  • 継続的な実施: 効果を実感するには、最低でも4週間以上継続する必要があります。
  • 体調管理: トレーニング中は、体調の変化に注意し、無理のない範囲で実施してください。
  • 適切な栄養と休息: バランスの取れた食事と十分な睡眠は、トレーニング効果を最大化するために不可欠です。

低酸素トレーニングは、サブ4.5達成だけでなく、マラソンへのモチベーションを高め、新たな自分を発見するきっかけにもなります。ぜひ、この機会に低酸素トレーニングを取り入れ、自己ベスト更新を目指しましょう!

この記事が、あなたのマラソン挑戦を後押しする一助となれば幸いです。